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SDGsはじめの一歩

先日、新聞のコラムで「SDGs鬱(うつ)」という言葉を見つけました。そこではパーティーの席で大量のフードロスの発生を憂いてしまい、会が楽しめない若い人のことが紹介されていました。

日々SDGsというキーワードを目にし、自分なりに意識をして生活をしているつもりでしたが、世代によってはそこまで進んでいるのかと軽いショックを受けたことを覚えています。

ビジネスの世界でも市場や取引先からSDGsへの対応が求められることが増えてきましたが、積極的に取り組むことで、投資を呼び込んだり企業イメージを向上させて人材の確保につなげたりと、その流れをチャンスに変える動きも目立ちます。

そんなSDGsですが、いざ具体的に取り組むとなると、どこから手をつけて良いのか悩んでしまいませんか。

そんな時には環境省が公開している「持続可能な開発目標(SDGs) 活動ガイド」が参考になります。そこでは、難しく考えずに17ゴールの中から身近なテーマを選び、ボランティアではなくビジネスである以上は企業や団体の利益も考え、まずは行動を起こすことが大事と説いています。

17ゴールの中には「すべての人に健康と福祉を」という、まさに医療分野と重なるテーマもあります。その辺りから自分には何ができそうか考え、それを皆で話し合ってみることで、まずははじめの一歩を踏み出したと言えるのではないでしょうか。