自由診療の導入ポイント
最近の開業では、当初より自由診療収入の導入を検討されている事が多いかと存じます。
既にご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、自由診療収入とは医療保険制度対象外のサービスです。
自由診療の特徴としては、商品開発と価格設定が比較的自由であることのほかに、医療の最先端に位置する領域にある点が挙げられます。
最近多い導入事例としましては
○美容・アンチエイジング医療
○レーシック
○疲労回復注射(ビタミン)
○レーザー治療
○点滴外来(疲労回復、滋養強壮)
○プラセンタ療法 等
自由診療は国の施策に左右される保険診療に頼らずに、経営基盤を強化できる点にメリットがあります。
自由診療を導入することにより、多様化する患者ニーズに対応することが可能となりますし、自院独自の診療行為を展開することができます。更に料金に見合った時間を設定することにより患者満足度の向上も期待できます。
ただし、混合診療は禁止されておりますので、両方の診療を明確に区分するため、会計、施設、ハード、人材、ツール、広報活動等に留意をする必要があります。
導入前の必要な基本事項として
・具体的な自由診療メニュー
・業者の選定
・適性、適切な設定価格 等
を十分に検討することが重要です。
自由診療の導入をご検討されている先生方がいらっしゃいましたら、目的と方針を是非明確にしていただいて取り組んでいただければ幸いです。
資料ダウンロードに2013年4月2日号の医業経営マガジンをアップしました。こちらに「自由診療の導入」のポイント解説が載っています。
是非、ご活用下さい!!