クリニックの防災対策
最近、クリニックを経営される先生方の防災対策の意識が高まっているように見受けられます。
未曾有の大震災を経て、改めて、災害となればクリニックは被災者達のケアや復旧の重要な拠点となることが認識され、まずはクリニック事態が色々な防災対策を施しておかなければ、拠点となりようがないという理由が多いかと存じます。
医療機関の防災対策としましては大きく分けて
(1)施設の安全対策
(2)必需品の備蓄等
(3)職員の参集、活動計画と防災訓練
の3つに分かれます。
施設の立地条件や建物の耐震の強度を確認し、窓ガラスの飛散防止や棚等の転倒落下の防止や
有害な危険物の漏出防止の為の管理状況を確認することから、最低3日分の水や食料、医薬品等の
備蓄、災害時の職員間の役割分担や行動フロー等の取り決めをしておく事が大事です。
特に防災マニュアルの作成と定期的な避難訓練は行った方がよいでしょう。
発生頻度が高い地震と火災でそれぞれパターン化しておくことで不安の軽減や、実際災害が発生した際の迅速な行動が可能となります。
防災も大切なリスク管理ですので、是非一度貴院の現状だけでもご確認いただければと存じます。
資料ダウンロードに2012年12月11日号の医業経営マガジンをアップしました。こちらに「クリニックの防災対策」のポイント解説が載っています。
是非、ご活用下さい!!