スタッフを成長させる習慣化のポイント
不況の中でも成長を続けている企業やクリニックは多く存在しています。共通している点は「良い人材」と「良い組織風土」が存在していることだと言われています。
「良い組織風土」とは、共通の目標達成に向けて、スタッフ全員が一体となって取り組んでおり、スタッフ一人ひとりの意識や行動パターンにそれが表れていることを指します。
「良い人材」とは、常に自己錬成し、良いパフォーマンスを維持し、実践しているスタッフの事です。良い人材が多くいる組織は必ず強くなります。
実際に数あるクリニックの中でも患者を増やし続け、スタッフの定着率の高いところは多く存在しています。
意思を貫き通し、実践していくことは非常に難しいことですが、日常生活における良い行動、理念に沿った行動は習慣化させることにより、意思が強くなり更に良い行動に繋がっていきます。
しかし、言うのは簡単ですが、実践するのはとても難しいと感じておられる方々も多いのではないでしょうか。
さいきん、「のうだま」という本を読む機会がありましたが、そこにも人間の脳は元々三日坊主になるようにできていると書かれていました。脳に刺激を定期的に与えていかないと人間の行動は習慣化しないそうです。
習慣化を妨げる3つの壁として
・第一の壁 ~1週間 負担感が大きく止めたくなる。
・第二の壁 ~3週間 仕事や他人に振り回される。
・第三の壁 ~1ヶ月 飽きる。
第一の壁の時期はとにかく続ける、第二の壁の時は行う時間や仕組みを工夫することが突破のポイントだそうです。
私の周りでも継続して勉強をし続け、資格試験等で結果を出している方がいらっしゃいますが、その方もやはり継続できる習慣を自然と身に付けているようでした。
当初、行うことに抵抗があることでも続けていけば自然と脳が当たり前と認識し、抵抗感が無くなるそうです。
良い組織風土造りのため、スタッフ達と一緒に良い行動習慣を身に付ける取り組みも経営には必要の様です。
資料ダウンロードに2012年8月28日号の経営マガジンをアップしました。こちらに「社員の成長が強い組織をつくる!社員を成長させる習慣化」のポイント解説が載っています。
是非、ご活用下さい!!