フラットパネル(エックス線デジタルカメラ)
エックス線の写真撮影と言えば今は、CR装置が導入の主流となっています。一頃の自動現像器を使用しての1枚ずつの現像に比べればIPカセッテをCR装置に差し込むだけでデジタル化されたレントゲン撮影の内容がプリントアウトされる様になっています。
手間や時間を考えると一段と進歩した技術だと言わざるをえませんでした。
しかし今ではエックス線デジタルカメラ、いわゆるフラットパネルの導入が多くの医療機関で検討され始めました。
何しろカセッテの交換が不要であり、1枚のセンサーを臥位テーブルにセットして撮影するだけで、ダイレクトにデジタルデータがコンピュータに流れます。
特に整形外科の先生方で多くのエックス線撮影をなさる場合には効率の良い機械ではないかと思われます。
まだ、お値段もCRに比べて高く導入には気を使われるかもしれませんが、複数のメーカーさんが参入する予定なので価格的にも拮抗し将来的には価格も下がってくるかもしれません。
注目です。