開業医とスタッフ
開業した先生から相談を受ける内容でダントツに多いのが「職員トラブル」です。
開業前の相談事項では、「資金繰り」や「患者集め」といった内容が多いのですが、開業後は「職員トラブル」が急増します。
昨日、医療系の情報誌を見ていると、「過去5年以内に職員トラブルを経験しましたか?」の質問に、YESの回答がなんと
84%!
ほとんどの先生が経験しているということですね…
いろいろな悩みがあるとは思いますが、「若い人の考えていることはわからん」という声も聞こえてきそうです。
受付事務などは若い方を雇うことが多いもの。毎年の新卒新入社員の傾向をふまえて「○○型」と命名されていることをご存じですか?
今年のタイプは
「ETC型」
その理由は
【性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの。】
とのこと、上手い表現ですね。若い方達の性格を理解することも必要かも知れませんね。
ちなみに昨年は「エコバック型」だそうです。
酷使するとすぐにダメになるけど大切に使えば長持ちする、ってことですかね?
ともあれ、職員トラブルの根本対策は良いプロを味方に付けること。開業前には相談できる社会保険労務士を見つけておくことをお勧めします。