お知らせ

駒ヶ根高原レディスクリニック

駒ヶ根市菅野台に建築中の駒ヶ根高原レディスクリニックのオープン日が今年の6月2日に決まりました。

全国的に産科医の不足が喫緊の課題として取り上げられる中、同クリニックが開業する駒ヶ根市は基幹病院である昭和伊南病院属がお産の取り扱いを休止したため、お産可能な医療機関が全く無いのが現状です。

上伊那医療圏としてみても、お産が可能な病院診療所はセンター病院の伊那中央病院と箕輪町の福島病院(年間分娩数約100件)しかありません。しかも伊那中央病院は里帰り出産の受け入れを禁止していますし、一部報道では最後の民間病院である福島病院も本年度中にお産を中止すると聞き及びます。

この様な状況の中、駒ヶ根高原レディスクリニックの開業は、これから出産を予定する妊産婦さん・又ご家族のみならず、地域の皆さんにとっても本当に待ちに待った朗報です。

同クリニックによりますと、開業当初は医師の人員体制も鑑み一ヶ月の分娩受け入れ予定数は30件程度が限界になるのこと、3年後からは医師を増員しもっと多くの分娩に対応したいとのことです。
既に多くの分娩予約が入っており、6月7月は受け入れ可能数に達してしまったとのこと、8月も半数以上が予約済みとの事で、反響の大きさが窺い知れます。

同クリニックには女性内科も併設するとの事です。
大いに期待しましょう!