他人の診療所を引き継ぎますか?
年も明けて落ち着いたところで先週セミナーの講師をしました。
「医療法人活用セミナー」という題目でした(税務・会計が専門なもので…)、参加された方々の中にはある程度ご年配の先生も見受けられ、みなさん診療所を開業してからかなり年数が経っている様子。
セミナーの内容で反応が良かったと思われ、なおかつ個別相談をいただいた内容がズバリ「事業承継」!
ご子息が診療所を継がないのでどうしたらいいか悩んでいる、というケースが見受けられました。
別件で今週になってお電話で受けた相談は「今勤務をしている診療所を引き継ぎたいが、どのように手続きしたらよいか?」という内容で若い先生からでした。勤務先の先生にご子息がおらず、勤務している間に気に入られて診療所を引き継ぐことになったようです。
私自身しばらく前から、開業適地が少なくなってきたな、これからは他人に診療所を手放したいという先生が出てくるから開業希望の先生はそんな物件を探すのも良いかもしれない。と思っていました。
やはりそんな時期になってきたのかも知れませんね。
既存の営業基盤を引き継げるということは大きな魅力ですね。
すでに経営している診療所を引き継ぐので借入金も少なくて楽でいい、と考えられるかも知れませんが建物の建て替え、医療器械のリニューアルなどが必要かも知れません。しっかりとした事業計画を立てて臨みたいものです。