お知らせ

メタボ健診 ホントに大丈夫?

 いよいよ「特定健診・保健指導」俗称「メタボ健診」が4月から始まります。

皆さんの職場ではどうでしょう、どの様に実施するのか具体的に聞いていますか?
ちなみに私の会社では関連部署に何時どの様に実施するのか尋ねても明確な返事が返ってきません。分かったような分からないような・・・・一体どうなっているんでしょう?前評判の割りに詳細が現場に伝わっていないのではないでしょうか。

メタボ健診は40歳から74歳が対象。メタボリックシンドローム対策(内臓脂肪症候群)として計画され、男性85センチ以上、女性90センチ以上という腹囲を基準として保健指導の対象になるというもの。

85センチ、90センチという基準の設定、腹囲だけの測定で判断することに対し専門家の間で「根拠がない」との指摘もありますが・・・・

そんな中厚生労働省が決めました。
なんと驚いたことに、着衣のままの測定や健診会場での自己測定を認めるとのこと。
”腹部を出すことの抵抗感による受診拒否を避けるため”が理由とのことです。
着衣の場合は1.5センチ差し引くんだそうですが、自分で測定する際はどうやるんでしょうか。結構力の入れ具合で変わってしまいそうな・・・。
こんな方法で正しい測定が出来ると思いますか?

健診の内容、基準そして手法までがばかばかしく思えるのは私だけでしょうか。
国が考えた医療費削減のための対策法なのですが、効果がでるまで保健指導が継続されるとのこと、逆に医療費が増大するのではないでしょうか。

とにかく私も対象のひとり、幸いメタボの基準にはまずはまらないと思いますが、どの様に実施されるのかが興味深々、今後に注目です。