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生命保険って入るべき!?

開業をすると、生命保険の営業の方が「先生、保険の見直しをしましょう!」と頻繁にやってくるようになります。
忙しいのに保険の営業になんかつきあってられないよ、以前から加入している保険もあるから大丈夫だよ、と言うのが先生の本心だと思います。

しかし、開業をすると先生のライフスタイルも変わり、必要な補償金額も大きく変化します。

まずは借金、開業時には大きな借金をして開業することが一般的です。順調に診療をしている間は返済もできますが、先生に万が一のことがあるとその借金はご家族が返して行かなくてはなりません。
診療所は一般の会社と違い、医師である先生がいないと収入が上げられなくなるため、先生がお亡くなりになると借金だけが残ってしまう、という状態にもなりかねません。

万が一の時には最低借金が消える金額+残されたご家族が生活できるだけの金額の用意ができるようにしたいものです。

あと、見落としがちなのが、「死んではいないが診療できない状態」の補償です。
死亡の際は生命保険の死亡保険金が支給されますが、病気やケガ、またその後遺症などにより診療ができない状態では死亡保険金が支給されません。(重度の場合は支給されるものもありますが)
このような場合も診療できるようになるまでの補償も準備したいものです。所得補償などが医師会などでも準備されているようです。

このように考えると、開業時には生命保険の見直しが必須ですね。

でも、あれもこれもと契約していくと、毎月の支払金額が高額になってしまって月々の資金繰りが厳しくなる、といったことにもなりかねません。

支払える金額と、必要な補償額のバランスも重要です。信頼できる会計事務所や保険会社に見直しを依頼することをお勧めします。