採用面接時の気配り
週末は4月に開業を予定している先生の採用面接のお手伝いをしてきました。
今回は受付事務の面接ということで多くの募集がありました、医療機関の受付事務は人気の職種のようですね。
人数が多いとすべての方と面接することはできないので、まずは履歴書で書類選考をさせていただき、人数を絞った上で面接を行い採用者を決定することとなりました。
一緒に診療所を立ち上げるスタッフですので選考も慎重になります、悩んだ末に採用者が決定!
この方たちはこれから苦楽を共にするパートナーです、大切にしなければなりません。
しかし、そこで忘れてはいけないのが不採用となった方々への気配りや配慮です。
不採用となった方々は先生にとって将来の患者様となる可能性があるからです、通勤可能な地域に住んでいる=通院できる地域に住んでいる方、ですので。
特に小児科などでは、応募者が小さいお子さんを持つ母親であることも多いので要注意です。
選考の結果が不採用であっても、しっかりとした対応が求められます。応募していただいた事を感謝しながら厳選な審査の結果不採用であったことをお伝え下さい、お預かりした履歴書をお返しすることも忘れないように。
わざわざ面接においでいただき残念ながら不採用となった方には粗品を贈ることも行っています、500円程度のQuoカード、図書カード、ハンカチなどが喜ばれるようです。
不採用となった診療所に良い印象を持つことは少ないと思います、が、少しでも良い印象を持っていただくための気配りと配慮は開業前の準備として欠かせませんね。