医業経営コンサルタント講習
先週の29日から31日まで3日間、東京にて「医業経営コンサルタント認定講習」があり、参加してきました。東京開催ではざっと350名、前週の大阪開催も含めると約550名が受講したとの事です。当研究所からは会計部、建築部からそれぞれ1名が参加しました。
「医業経営コンサルタント」は平成2年に設立された公益法人である(社)日本医業経営コンサルタント協会が認定する資格で、医業経営に関し外部の助言者として依頼者(医業経営者など)の経営に関する現状分析、経営改善、実施支援などの業務を行う職業専門家です。当研究所には現在2名の資格者が在籍しております。
私は設計建築の立場での参加で今回が初めての参加です。他には税務会計事務所、リース等金融業、薬品会社等、医業に関連する各業界から幅広く参加していました。
この資格が業務に直結するものである事、また講習受講後まもなく(9/14)に資格認定試験があることもあり、皆の受講態度は真剣で、私もプレッシャーを感じつつ長い長い3日間の12講座をなんとか乗り切りました。
内容は医業の経営診断、戦略支援業務、管理支援業務、介護事業支援業務、経営課題支援業務の5分野と多岐にわたり、それぞれのボリュームも多いため各講師の方も持ち時間内に説明し切れないといった具合で、これを認定試験までの約2週間でマスターするのはかなりハードだなというのが実感です。要は基本知識なんだから事前に学習すべきとの事なんでしょう。それにしてもちょっと(かなり)不安です。・・・弱音は厳禁。限られた期間内精一杯頑張ります!
直面する少子高齢化社会に対応するため、医療、介護、福祉は基本的な生活に欠かす事の出来ない重要なものである事を再認識すると同時に、医業経営コンサルタントを目指す者として当然身につけるべき知識や技術がまだまだ不足している事を痛感した3日間でした。