お知らせ

開業の話、していますか?

こんにちは、会計部のカナザワです。

皆さん開業の話、奥様(旦那さん)にしていますか?---------------------

開業を計画している先生とお話をしていると、配偶者の方の理解を得て開業に臨む必要があると強く感じます。実際に開業してからは同じ職場で働いてもらったり、縁の下の力持ちとしてサポートもらったりと実務で貢献してもらうことになりますが、開業前は配偶者が精神的な支えという重要な役割を担っていることが多いようです。

夫婦で共通の目標に向かって不安や障害を共に克服する事が理想ですが、先生の診療所を始める理念や計画を充分に説明していなかったばっかりに相手から開業に対して反発を受けてしまうケースもあるようです。確かに開業すると経済的にも不安定になり大きな借金も抱えるので奥様も当然不安になります、事前にじっくりとお話をして協力体制を作り上げ二人三脚で開業に向かいたいものですね。


ご両親からの資金援助、ご注意ください-----------------------

開業資金の準備をする際に、ご両親からの資金援助があればこれほどありがたいことはありません。しかしお金をもらってしまうと贈与税がかかってしまう、自分の親なんだから「ある時払いの催促なし」で借りておこう…という話をよく聞きます、が、これが大きな落とし穴、自分の親であってもしっかりと返済の計画を立てて返済を行わないと贈与税が課せられることがあります。

いずれ相続でもらうお金なんだから、という場合には「相続時精算課税制度」という方法で資金をいただくと2,500万円までは一時的に無税で贈与を受けることが出来ます、このような方法も上手に活用したいものです。実行の際には注意点もありますので必ず専門家にご相談ください。