暴言・暴力事案の対策急務 県医が医療安全対策講習会
「暴行・傷害など医療者への暴力事件は10件前後で推移しているが、氷山の一角である」-。県医師会(若林透会長)が1日に開いた医療安全に関する講習会で、NPO法人国際緊急医療・衛生支援機構の箱崎幸也氏が、医療機関における暴力や暴言、放火といった犯罪の現状について話した。多様な価値観を盾にするなどして暴言や暴力で自己主張を通そうとする行為が近年急増しているとして、医療安全の実践的なマニュアルを整備し、危機管理を考えることが急務だと話した。
Powered by times-net 医療タイムス社