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がん細胞、ミトコンドリアで免疫系「乗っ取り」  信大、岡山大などが仕組み解明

岡山大学術研究院医歯薬学域の冨樫庸介教授による研究チームが20日、信大などとの共同研究により、がん細胞が自らの異常なミトコンドリアを正常な免疫細胞に送り込んで働きを妨げることでがん免疫療法の効果が弱まる、との研究成果を発表した。がん細胞が生き残りを図ろうとする仕組みを明らかにしたもので、新しい治療法の開発やがん免疫療法の効果を判断するマーカーとしての活用が期待される。
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