県内主要病院長の年頭あいさつ③
■佐久総合病院・渡辺仁統括院長
役割を理解して難局に臨む
新年明けましておめでとうございます。佐久総合病院は昨年創立80周年を迎えました。昭和19年から始まった激動の80年を振り返り、改めて地域の皆様に感謝するとともに、これからも「農民とともに」、「地域とともに」を胸に地域づくりに貢献したいと思います。
■安曇野赤十字病院・木下修院長
変化を恐れず、新しいことに挑戦
今年は巳年です。巳年は「復活と再生」の年とされ、新しいことを始める年と言われます。特に今年は、「乙巳年」で、芽吹きが成熟し、転機を迎える好機の年です。変化を恐れず、新しいことに挑戦していきます。
■相澤病院・田内克典院長
古い皮を脱ぎ捨て新しい病院目指す
明けましておめでとうございます。昨年は診療報酬改定が行なわれ入院基本料が見直されましたが、物価の上昇に対応できておらず、病院の経営は非常に困難な状況に陥っております。また医師の働き方改革が実行される中、医師特に外科医の不足が危惧されており、外科医・高難度手術の集約化にむけての準備が必要になっています。
■まつもと医療センター・武井洋一院長
災害時にも継続的に医療を提供できる病院へ
新年あけましておめでとうございます。昨年は能登半島地震にはじまり、奥能登水害など災害への備えの重要性について、再認識した一年でした。まつもと医療センターは、地域の基幹病院として、災害時にも継続的に医療を提供することを目指してまいります。
■松本協立病院・佐野達夫院長
地域のセーフティネットワーク強化
あけましておめでとうございます。コロナ禍を経て医療・介護現場は事業継続面で試練のさなかです。当院も例外ではありません。人びとの生命・安全・生活に直接かかわる対人的な仕事を「ケア労働」と呼びます。今の日本では、ケア労働は、社会的地位や労働条件で極めて低い状態に置かれています。誰もが安心して暮らせる環境を整えるためには医療や福祉、教育などケアを社会のありかたの基本に据えるべきだと思います。
■松本市立病院・佐藤吉彦院長
地域へ貢献できる病院づくりを目指す
新年あけましておめでとうございます。昨年は元旦から大変な災害に見舞われた1年でした。世界を見回しますと不安定な要素は多々ありますが、是非平和な1年となりますことを願っております。当院は松本市西部地域周辺の医療を支える地域密着型病院として、一般急性期医療から回復期医療、訪問診療・看護まで、地域のニーズに対応した医療の提供に努めております。
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