お知らせ

県内主要病院長の年頭あいさつ②

■長野市民病院・池田宇一院長
 市民の要望に応え、よい医療を提供
 新年あけましておめでとうございます。コロナ禍も一段落しました。院内でのマスク着用はしばらく続くと思いますが、面会制限の緩和や病院忘年会の開催など、当院もコロナ禍前の状態に戻りつつあります。一方、コロナ禍後の病院経営は人口減少や受診行動の変化、人件費・材料費の高騰など、多くの課題に直面しています。経験してきた以上に大変な時代を迎えるかもしれません。

■長野赤十字病院・和田秀一院長 
地域医療支援病院としての役割果たす
 明けましておめでとうございます。昨年は元旦に能登半島地震が、9月には能登半島豪雨が発生し、自然災害による大きな被害が生じた年になりました。当院はDMAT隊派遣、救護班派遣等を行い、基幹災害拠点病院としてできる限りの支援に参加しました。国外ではウクライナ戦争、イスラエル・ガザ戦争が続き、対立の世界が拡がっています。

■長野松代総合病院・瀧澤勉統括院長 
 地域完結型医療を目指す
 新年あけましておめでとうございます。昨年行われました診療報酬改定のプラス改定の殆どが医療関係職種賃上げに関する部分であり、医療機関にとっては実質マイナス改定であったと感じています。コロナ以降、入院稼働率の減少や物価及びエネルギー価格高騰等、当院も含め医療機関の経営は厳しい状況が続いています。

■丸子中央病院・勝山努院長 
 若きリーダーの知恵に期待
 あけましておめでとうございます。令和も7年目となり、明治ばかりでなく、昭和もはるか彼方へ過ぎ去りました。それに伴って、「石の上にも3年」、「雨だれ石をも穿つ」とか、「買っても苦労せよ」、「艱難汝を玉にす」のような先人からの忠告は無用の廃物となりました。

■国保依田窪病院・城下智院長 
 地域医療の中核として健康守る
 新年あけましておめでとうございます。長野県は平均寿命・健康寿命が全国トップクラスですが、未曽有の少子高齢化と人口減少により医療・介護需要が増加しています。その中で高齢者救急、リハビリ支援、在宅医療連携の強化が重要な課題です。

■浅間総合病院・青木敬宏院長 
 ダウンサイジングで赤字解消
 新年あけましておめでとうございます。2023年の出生数が前年比5.1%減の75万8631人だったことに驚きましたが、24年は70万人を割り込む予測が出されております。少子高齢化は産婦人科・小児科に特に大きな打撃を与えておりますが、人口減少も病院経営にとって無視できない問題です。
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