こども病院の二次救急医療対応で議論 県立病院機構評価委員会、第4期中期計画素案
県立病院機構評価委員会(小池健一委員長)は16日、長野合同庁舎で第5回会合を開き、2025年度から5年間の第4期中期計画の素案について意見交換した。機構が各病院の方向性、経営改善の取り組み、指標の設定についての素案を説明。委員から「地域連携の推進」の項目で「こども病院の松本医療圏における小児の二次救急医療にも対応していく」の文言について指摘があった。ほかの医療圏でも医師不足で困っているとし、他の医療圏等も含めるよう求めた。これに対し機構と、こども病院側では、地域から7月に強い要望があったと説明した。また、金曜日に受け入れることで下がっている休日の稼働率を上げられるとしたほか、二次救急に対応することで専攻医の教育にもつながると回答しながらも、今後検討していくとした。
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