本田理事長、経営と医療の質「調整に苦慮」 財務不安の県立病院機構 中期計画へ議論
県立病院機構評価委員会(小池健一委員長=JA長野厚生連南長野医療センター篠ノ井総合病院名誉院長)は25日、県庁で会合を開き、2025年度から5年間の第4期中期目標と同中期計画の素案について意見交換した。機構の本田孝行理事長は計画の概要を示した上で、医療の質を確保するためには一定の規模の病院が必要だとし、経営改善を図りつつ質を維持する難しさを指摘。質の高い医療サービスの提供と、安定的な医療の提供という2つの目標を「同時に達成することが非常に難しい」と心情を吐露した。
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