父親の「産後うつ」防ぐ 周産期の専門外来開設、信大
信大病院(花岡正幸院長)がこのほど、周産期の環境変化による父親のメンタル不調を専門とした「周産期の父親の外来」を開設した。心身の不調や生活面の不安などに対して産前産後で一定の支援を受けられる妊産婦とは異なり、支援側の専門職や機関と接触する機会が少ない父親の困りごとをすくい上げ、メンタル不調の重症化を防ぐ狙いがある。外来を担当する村上寛医師は「父親の『産後うつ』重症化を防ぐことが妊産婦のうつを防ぐことにつながる」と話している。
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