医療トラブル対応、弁護士が講演 県医
県医師会(若林透会長)は3日、長野市内で医療安全対策に関する講習会を開き、医療トラブルの防止と対応方法について、県医医療安全対策委員を務める弁護士の林一樹氏が講演した。
林氏は、医療トラブルを原因別にみた場合「医療行為そのものに対するクレーム」と医療者の態度など「対応に対するクレーム」があると説明。「病気を治してくれるのが病院・医師」といった医療に対する幻想などがトラブルの背景にあるといい、全国では年間700件から800件程度の医療訴訟が受け付けられているとした。
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