重篤な間質性肺炎で新たなバイオマーカー 信大研究成果
信大医学部内科学第一教室の花岡正幸教授らの研究グループがこのほど、間質性肺炎の中でも重篤な「びまん性肺胞傷害型(DAD)」に関して、新たなバイオマーカーとしてタンパク質の「ストラテフィン」が利用できる可能性を明らかにした。同病態は重症例が多いことから外科的肺生検はリスクが高く、特異的に診断できるバイオマーカーもこれまで存在していなかった。ストラテフィンを利用することで、低侵襲の血液検査での判別が期待できる。
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