派遣実施へ失語症の支援者増図る 県言語聴覚士会が養成講習
病気など後天的な要因で生じる「失語症」の人のコミュニケーションを支援する取り組みが進んでいる。県内では、失語症者の日常を支援する「意思疎通支援者」の養成講習を県の委託により県言語聴覚士会が実施。養成した支援者を市町村が必要な場面に派遣する。県ではこれまで3年間の事業年度を通じて13人の支援者が誕生したが、派遣実施には至っておらず、同会の担当者は「とにかく支援者数を増やさなければ派遣に応じることができない」として養成数の増加を図る方針を示している。
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