「クライオ生検」初導入、信大 気管支鏡下の気管支・肺生検
信大病院は1日、気管支鏡下の気管支・肺生検で、病変周囲の組織を凍結して生検する「クライオ生検」を県内で初めて導入した。
クライオ生検は、冷却したプローブ先端部が病変に接触することで周囲の組織を凍結。凍結した組織をそのまま生検できるため、生検鉗子を使う場合に比べて挫滅が少なく大きな検体を採取できる。採取できる検体の大きさは、生検鉗子では0.5~2㎜四方に対しクライオ生検では3~5㎜四方。大きな検体を得られることで、間質性肺炎などびまん性肺疾患の病理診断では、正確な診断ができる可能性が高まるという。
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