通院者右肩上がりに 県内の精神科医療
統合失調症や認知症などさまざまな精神疾患により、県内の医療機関に通院している人が2021年3月末現在4万1980人となり、前年同期と比べて約4000人増えたことが分かった。18日に開いた地方精神保健福祉審議会で県が示した。精神疾患の患者は15年以降、入院が3800人前後で推移する一方、通院は右肩上がりに増加。認知症や「うつ」の増加が背景にあり、審議会では新型コロナの影響についても分析する必要がある-との意見が出された。
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