県の評価おおむね「A」 県立病院機構評価委
県立病院機構評価委員会(小口壽夫委員長=諏訪赤十字病院名誉院長)は6日、県庁で開き、2020年度業務実績に関する評価案について意見交換を行った。
評価は▽県民に対するサービスと業務の質向上▽業務運営の改善と効率化▽財務内容の改善▽その他業務の運営-の4項目について、それぞれ具体的な実績を検証。評価委では、細項目まで含めておおむね「A」評価としたが、財務内容の運営については、新型コロナウイルス感染症の影響により、患者数と病床利用率などが計画を全体的に下回ったとして「B」評価とした。また、給与費や材料費が増加したことで経常費用が前年度比4億9500万円増えたことが、長期的な観点からみて懸念材料となるとした。
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