県女性薬剤師会（田口とし子会長）は８日、松本市で通信教育講座スクーリングを開き、県薬剤師会の長谷部優副会長が新型コロナウイルスをはじめとする感染対策について講演した。長谷部副会長は感染症予防の原則として①感染源の除去②感染経路の遮断③感受性宿主の抵抗力強化を挙げ、「全患者の湿性生体物質に感染の可能性があると思って対応すべき。手指衛生や器材・リネンの取り扱い、患者配置といった標準予防策である程度の感染防止ができる」と強調。出席した会員ら約60人が熱心に聴講した。　
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