訪問事例の7割が「多剤服用」 佐久市「地域薬剤師」が集計
佐久市が在宅高齢者の服薬指導や残薬解消、医療費削減などを目的に2018年4月から設置している「地域薬剤師」。開始当初は1人だったが19年4月から2人体制となり、患者宅や高齢者施設などへの訪問を通じて地域住民と保険薬局、多職種の「つなぎ役」として住民の健康支援に貢献している。このほど18年4月~20年2月で地域包括支援センターと連携して訪問した中から各種集計が完了した50事例を中間報告として取りまとめた結果、7割近い34事例が6種以上の多剤服用に該当。ADL低下が27事例(54%)、認知機能低下が24事例(48%)と続いた。
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