中山淳医学部長に「卓越教授」 信大、称号付与
信州大学(濱田州博学長)は7月1日付で、医学部長の中山淳教授(分子病理学)に「卓越教授」の称号を付与した。同6日に称号付与式が執り行われ、中山教授は「糖鎖を対象に行ってきた一連の病理学研究の成果を評価していただいた。最近では糖鎖の末端にα1、4結合型N-アセチルグルコサミン(αGlcNAc)を有する胃粘液中のユニークな糖タンパク質がピロリ菌に対して抗菌的に作用することや、胃分化型癌の発生を制御していることなどを明らかにしてきた。これからもαGlcNAcを中心に研究を一層発展させていきたい」とコメントした。
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