■信大・本田孝行院長 医療(医師)の働き方改革
あけましておめでとうございます。医師の働き方改革が叫ばれていますが、具体的にどうするのがよいかはっきりしません。同じ仕事量を短時間でこなすためには、個々の生産性を向上させる必要があります。医療は24時間体制ですので、ひとりの医師で患者さんを診療するのは不可能で、医師の仕事は基本的にチーム制でなければ成り立たなくなります。診療所の診療においても、病院の診療においても同じだと思います。チームを組むのであれば、多くの医師の方がより働き方改革が進みます。ただ、医療の生産性向上には、医師を始めとした医療の集約化が必要になり、医療の利便性を損なうという問題が生じます。
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