医療安全活動を報告 県病薬・県病診部会学術大会
県病院薬剤師会(神田博仁会長=信大病院副薬剤部長)と県薬剤師会病診部会(同)は11月23、24の両日に長野市で学術大会を開き、24日のシンポジウムでは医療安全への取り組みをテーマに4人の県内病院薬剤師が各施設での活動などを発表した。県立こども病院の鈴木英二氏は、先天性心疾患の女児へのジゴシン散投与について疑義照会の結果、薬剤減量となりジゴシン中毒の可能性を回避したプレアボイド事例を説明。「添付文書が複雑で小児の薬の量は分かりづらいことも多いと思うが、常に疑問を持って取り組むことが重要」と話した。
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