日焼けの危険性学ぶ、BLS講習も実施 上伊那歯会
上伊那歯科医師会(平出吉範会長)はこのほど、伊那市で恒例のコ・デンタル講習会を開き、歯科医師や歯科衛生士、歯科助手ら約200人が参加した。
「日焼けは危険―化粧品から地球環境問題まで」と題して講演した信大繊維学部副学部長で化学・材料学科教授の村上泰氏は、光の種類や波長について解説。電子を活性化する紫外線は物質そのものを破壊することを示唆し、紫外線によって免疫力が低下するメカニズムや紫外線から身を守る方法などを紹介した。その上で、緯度は低くなるほど、高度(標高)は高くなるほど紫外線量が多くなることから「沖縄より松本の方が年間紫外線量が多い」ことを示して注意を喚起した。
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