県内主要病院長の年頭あいさつ①
■信大・本田孝行院長 ボランティアの方々に支えられる
あけましておめでとうございます。信州大学医学部附属病院(信大病院)では、平成7年にボランティア活動が開始され、ボランティアの皆様に信大病院を支えていただいています。今年は24年目になり、登録されている方が792名、実働されている方が113名に登ります。
活動は多岐に渡り、外来案内、病棟支援を初めとして、がん患者さんの帽子を作成、声帯を手術された方の発声指導など病院ならではの活動もあります。現在では信大病院に欠かせない存在です。
■飯山赤十字・石坂克彦院長 医師確保し診療機能を強化
昨年4月に古川前院長の後任を仰せつかりました。
前院長のご尽力により、北信総合病院、佐藤病院と連携して地域医療構想の具体化に取り組み、当院は、急性期・回復期・地域包括ケア・療養の各病棟を整備し終えて地域医療を支える体制が整いましたが、医師不足の影響は甚大でした。受診制限せざるを得ず、医業収支は大幅赤字を計上しました。
■県立信州医療センター・寺田克院長 第3期中期計画策定に向けた検討
昨年は須高医師会や行政と連携した対策型胃内視鏡検診の開始、健診や外来化学療法の受入数の拡充、入退院支援室の設置、総合診療外来の拡充、産婦人科・小児科病室の一部個室化と内装リニューアル、地域包括ケア病棟増床に向けた検討、感染症センターの他施設医療職者実地教育研修受け入れの検討(HIVに関してはすでに開始)など、院内各部門や院外連携のもと、様々な取り組みを行いました。
Powered by times-net 医療タイムス社